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コラム

VOL. 09 アセンションした意識

Vol.09 アセンションした意識
Inspirational Messeges from the Oneness

ワンネスからの贈りもの ~ インスピレーショナル・メッセージ~

今日は、みなさんにワンネスのスピリットガイドの声をお伝えしましょう。

 

私たちははるか昔、地球がまだ液体だったころにやってきたはるかかなたの者たちです。そして私たちはたくさんの恩恵とそこに栄えるものたちをビジョンを通して見、その現実を織りなすたくさんの糸を放ったのです。それらの糸はたくさんの色をして美しく輝いていました。


シャスタ山にて

あるものはあちらへ、あるものはこちらへ。それらは少しずつ形をなしはじめ、地球の外側に光の網のように広がっていきました。それは美しい光景です。それらの美しい光の網から、さまざまな情報とエネルギーが少しずつ流れ込み、地表はすこしずつ安定しはじめ、途方もない年月が経って、いつしかそこには文明が生まれたのです。私たちは長い時間をかけてそのさまを見つめてきました。

 

ある時期、多くの人々の心は、暗闇に没してしまいました。そのサイクルを経て少しずつ浸透していった無知、計画された忘却という行為は、当り前のものとなってしまいました。思い出すことも、感じることも、信頼することも、受け入れることもできなくなっていったのです。そのころ、私たちの一部は、地上の世界へガイドとなるために降りていくことを決断しました。

 

いま私たちが心をひとつにして、言いたいことをお伝えするならば、それは、恐れや不安の感情から、お互いを傷つけ、分離しようとする声のなかに、入り込まないでほしいということです。あなたの内側に意識を向け、あなたの霊的な自己に意識を向け続けるならば、あなたの外側で何が起ころうとも、あなたはいつもあなたという霊魂の内にある聖域にとどまることになります。

 

嵐が起ころうとも、奇々怪々の出来事が起ころうとも、魂の善良さ、人の心の美しさに希望を捨てず、互いを分離させようという「恐怖」や「不安」にくみすることなく、心のなかの灯を頼りにするならば、必ず不動の心を得て、健やかで賢い、霊的な知覚を得ることでしょう。どのようなできごとが起ころうと、あなたの魂の善良な部分を、見捨ててはいけません。あなたや他の人々の魂の賢者である部分を、決して見限ってはなりません。

 

あなたの魂の善なる声に従うならば、あなたはどこまでも安全で、どこまでも自己の深い領域を探究し、無限にいつくしみ深い世界を見、そしてえもいわれぬ歓喜に包まれることになるでしょう。その声を聞き、そうでない声を聞き分け、どちらに耳を貸したらよいか、常にあなたの内側で分別できるだけの精神を養ってください。人は恐怖や不安に足元をすくわれることが往々にしてあるからです。それがさまざまな混乱と悲劇を引き起こしてきました。

 

あなたの人格を揺るがす嵐のなかで、平穏と、確固たる安心とを保てるだけのつよい魂もまた、あなたの内側にあるのだということを、分かってほしいのです。平穏さや確固たる安心は、家や、職業、地位、財産、地域、誰かの内にあるものではありません。あなたの魂がどのようであるか、それがあなた自身の力を決めるのです。あなたの心を恐怖や不安に乗っ取らせなければ、あなたがそれらの支配を受けることはありません。

 

恐怖や不安がまるであなた自身とでも言わんばかりに、その主張するところを代弁するのをやめることです。しょせん、恐怖や不安はあなたではありません。あなたでないものを、演じようとするのをやめることです。嵐がやってきたら、深呼吸をして、あなた自身の内側の感覚に意識を向ける習慣をもつことです。闇がやってきたら、嵐がやってきたら、地に足をつけて体の内側に意識を向けることです。そして直感を通してやってくる声に耳を傾けるだけの平静さを保ち、その声に従って行動することです。

 

恐怖や不安の風が吹き荒れて、心を表面的にかき乱したとしても、あなたが自分自身をあきらめてしまわなければ、その風があなたを支配することはできません。あなたの内側では、傷ひとつ受けない魂が燦然と輝いて、嬉々としてその試練を受け、奥深いところにある叡智と経験を引き出そうするのが感じられるでしょう。恐怖や不安といった低次の自己のネガティブな感情に、あなた自身を支配させないことです。

 

騎手がたずなを握って決して離すことがないように、あなたの魂は、あなたがどこへ向かうべきかを知っています。肉体の意識は、恐れや不安、無意識の衝動に駆られ盲目的にあらぬ方向へ走りだそうとするかもしれません。よく訓練された騎手は、馬が突発的な出来事に驚いて不安や生存競争のためにあらぬ方向へ走りだそうとしても、たずなを強く握り、たとえいっとき横道にそれることがあったとしても、必ずや目的地にたどり着くでしょう。

 

あなたのスピリットはあなたの肉体の騎手であり、あなたの低次の自己を統御するすべを身につけています。あなた自身が、騎手-あなたのスピリット-が導き手であることを受け入れるなら、騎手は嬉々として、あなたをガイドする役割を担い始めるでしょう。あなたの主(あるじ)はあなたのスピリットであり、肉体の意識ではありません。よい乗り手となるために、あなたの心を統御し、あなたのスピリットをあなた自身の導き手としてください。

 

そのように、あなた自身をよく訓練し、導くことができるならば、あなたは必ずあなたの霊的な目的を達成することになるでしょう。 アセンションとはあなたの外側にある現象ではなく、あなたの内側でなされる意識の変容です。恐れや不安にもとづいた低次の意識を乗り越え、真の霊的理解とそこから来る安寧に、あなたの個人的意志をゆだね、高次の霊的導きに託すとき、あなたはアセンデッド・コンシャスネス-アセンションした意識-に輝く、ご自身の姿を見ることになるでしょう。

 

そのとき、あなたのなかで歓喜、悲しみ、愛といったさまざまな思いがひとつに溶け合い、私たちとあなたがたが「ひとつである」ことを真に理解することになるでしょう。それは恐れをもったスピリットにとっては、とてつもない恐怖にさえ感じられることを、私たちはよく知っています。ですから、「ひとつ」であることを受け入れられるまで、恐怖や不安といったネガティビティを手放し、自身を上昇させてください、とお願いしているのです。

 

私たちは遠い昔、よき導き手となるスピリットを地に送りだしました。それは、お互いの同意に基づいた、スピリットの自主的な選択でした。静と動、錨と船。これらはつねに一体です。そのようにして天地は「ひとつ」であり、運命を共にしているのです。

 

<Uploaded: 『アセンションした意識(2009.2.16)』 REMI>

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