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コラム

VOL. 05 2009年の流れ 全体編・価値観のシフト

Vol.5 2009年の流れ全体編・価値観のシフト
Inspirational Messeges from the Oneness

ワンネスからの贈りもの ~ インスピレーショナル・メッセージ~

2009年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2008年は2+8=1、「1」が象徴する「変化、始まり、創造」を象徴する年らしく、世界でたくさんの変化が起こりました。

 

そして来年2009年は、2+9=11。2008年の「1」エネルギーがダブルになると同時に、「協力やバランスへ向かうエネルギー(1+1=2」」と見ることもできます。2008年に「変化したこと、始まったこと」を、2009年は「より洗練させ、発展させたり、助け合ったりと、よりバランスのとれた在り方へ変容する」方向へ意識が注がれる年になるでしょう。

2009年の11エネルギー

何であれ出来ごとが起きるとき、かかわる団体、組織、家族、人の心のありかたが際立ち、その本質を問われます。 国や団体といったレベルにおいても、役に立たなくなった慣習、古い価値観をそぎ落としたり、そのままでは立ち行かなくなった行動や制度を見直したり、「何を大切にして、どのような方針でいくのか」「何を目指しているのか」など不明瞭であった境界線を明らかにしていく必要に迫られる流れが、続いていくようです。

 

そのうえで、互いが争い分裂するパターンから個性や役割を洗練させてゆきながらも、互いを尊重し、創造性を発揮して共通の目的であるよりよい未来に向けて、協力していくよう促されています。

 

パートⅠ 「2009年の11エネルギー」全体編

全体・・・アンバランスをバランスへ

創意工夫や創造性を通して個性を発揮しながらも、1+1+=(2)協調というキーワードが示すように、これまでに増して関係(自身との内なる関係、家族との関係、友人や知人、男女の関係、職場の人間関係、グループの関係、国の関係)の不均衡さがあればそれを是正し、協調することが求められています。

 

それも分離・対立し争いながらどちらかが一方的な勝者となって相手を従えるような関係や、パワーバランスをとりあおうとするこれまでのやり方ではなく、双方のよいところを発揮し足りないところは補い合うなど、共通の目的に向かって協力・協調(2)する方法を学ぶ必要があるでしょう。

 

ますます変化を促す流れ

たとえば製造業の危機は、環境との共生を重視した開発分野へ資本や労働力がシフトするきっかけになったり(1→2)、農業やサービス業に雇用者が移っていったりと、日本と世界の将来にとってより大切な分野へシフトするきっかけにすることもできるでしょう。たとえば製造業が雇用を削減すると報道される中、飲食・教育・交通などのサービス業の分野では、いくつもの企業が正規社員の雇用を増やしたことが伝えられるなど、逆のポジティブな流れも起きています。都道府県のいち早い被雇用者保護の対策が伝えられたりと、ポジティブな対応も心強い要素です。

 

農業に携わる人が増えれば、自給率や食品のクオリティの面でもより消費者に好ましい状況へと変わっていくでしょう。使わない建築物を新たに作りだすなどして無駄なお金を投じるよりも、長期的な視野で農業や教育、サービス業を支援して伸ばしていくほうが意義があるはずです。

 

ワーク・ライフスタイル

「モノ」「所有」がもっとも大切であった時代から→真に「ひと」「サービス」「エクスペリエンス」へ、産業の構造も少しずつバランスしていく流れと言えるのではないでしょうか。 また、これを機に、ワークシェアリング(雇用者数を減らすのではなく一人一人の労働時間を短縮して仕事を分かち合う)を導入して、雇用対策になるだけでなく、働きすぎと言われる日本人の「ワークスタイル」も変化するきっかけにすることができるかもしれません。

 

余暇や余った時間を、人生をゆっくり振り返り、仕事以外の活動や、ゆとり、趣味に活かしていくこともできます。趣味が高じて次の仕事や活動に発展していくこともあるでしょう。やってみたかったことをするチャンスができたりと、さまざまな可能性も生まれます。

 

価値観をはじめさまざまな物事がシフトする

大きな目で見れば、全体の価値観がモノやお金から、家族、健康や自然、心の癒しと充足、魂のつながりや気づきへとシフトしていく流れは強まっています。独占から多様性・共存へ、競争から共生へ、対立から協力という方向に促されています。そのように価値観が変化するに従い、日本の経済の基盤も、ハード(モノや機械など)からソフト(コンテンツ、知識、サービス、ノウハウ、教育、文化など)へのシフトが進んでゆくでしょう。

 

「2009年の11エネルギー」 パートⅡ 個人編へ続く

 

<Uploaded:  『2009年の流れ(2008.12)』 REMI>

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