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コラム

VOL. 08 失う前に気づくことを学ぶ

Vol.08 失う前に気づくことを学ぶ
Inspirational Messeges from the Oneness

ワンネスからの贈りもの ~ インスピレーショナル・メッセージ~

何かを失ってからその大切さに気づくことはありますが、人は失う前に気づくこ
とも学ばなくてはいけません。スピリットにとって時間は無限であり永遠ですが、人間の一人生には限りがあります。

シャスタ、シスキューレイクのそばの森

 

そして学ぶべきを学ばずにいると、全く同じようにではないかもしれませんが、再び学ぶ機会を与えられることになります。ワンネスの世界には、善悪や優劣の判断はありませんし、誰も”落第”するわけではありません。でも、いますべきことをし、学ぶべきを学ぶことが大切です。そうして魂は進化していくことができるからです。

 

誰もがいつか体験することですが、今生を終えるとき「あぁ、私はこの人生でできることを精一杯やった。悔いはない。今こそ私は故郷に帰るのだ」と思いたいですね。どこかで、私が体験した、私の今生最期の日のお話をしたいと思います。なぜ私がこのように言っているのか、きっとお分かりいただけると思います。聖人のふりをしたいから言っているのではありません。

 

誰でもいつか死を体験することになりますが、私は遠いフィンランドで臨死体験をしたことがあります。その後しばらくしてからのことですが、ある日電車のなかで周りの景色がすべて金色に変わり、自分が死を迎えたあとどうなるのかを、体験したこともありました。この出来事は、あまりに感動的で今でも思い出すと涙ぐむほどで、自分の人生の方向性に確信を与え、魂の目的をはっきりと悟らせてくれました。

 

また、スピリットのレベルで、まさに今死にゆこうとするスピリットをスピリットの世界へ誘導することもあります。大勢のスピリットにお話しすることもあれば、スピリットの霊的体験を助けることもあります。ふだん、寝ている間や起きている間に、既に亡くなっているのに地上にとどまっているスピリットを、スピリットの世界にガイドすることも、しばしばあります。ですから、私はこのことを倫理的、観念的、単なる知識的な側面からお話しているわけではありません。自身のスピリットの経験から、心の底からお話しています。

 

誰もが人生をフルに生き、いい人生だった、悔いなく、迷いなく、私はやれるだけのことをやったと微笑みながら今生を終えてほしいと、心から思うからです。あとになって、あのときこうしておけばよかった、伝えておきたかった、仲よくしたかった、理解したかった、あれもしなかったこれもしなかったと、悔やんでほしくないからです。誰もが、魂の目的を果たし、今生という人生からたくさんの宝ものと豊かな経験と、愛や喜びの体験をたくさん持ち帰ってほしいと思うからです。

 

心にいっぱいに溜めたものがあるなら、心の扉を開き、必要なことをしてください。過ちに気づいたなら、それをありのまま認め、許すことです。変わる必要があることに気づいたなら、素直な心で前に進むことです。長い間、伝えたくて伝えていなかったことがあるのなら、愛をもって自分を許し、心の底からその結果を伝えることです。満たす必要のあるニーズに気づいたなら、自分に与えることを許すことです。あなたの栄養にならない習慣、あなたの顔を曇らせてきたできごと、見たくないからと蓋をし、あなたの心をこれまで重くさせてきた過去の記憶や感情を、真に手放すことです。

 

誰もそんな重荷に、永遠に耐え続けることはできないのですから。

 

今年の汚れ、今年のうちに♪そんなコマーシャルがありますね。

 

そのとおりです。今世の学び、今世のうちに♪

春分の日の「過去の痛みを手放す」ワンネスメディテーションは、過去の痛みを真に手放す、というテーマで行います。

 

<Uploaded: 『失う前に気づくことを学ぶ(2009.2.13)』 REMI>

 

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