ワンネスからの贈りもの ~ インスピレーショナル・メッセージ~
史実として伝えられていることが必ずしも真実ではない・・・ということはよく知られています。2006年4月、インターネットを通して日本にも伝わったニュースを読んで、自分でも驚くほど大きな解放をしました。その直後、マスターからメッセージを受け取ったときのことをお話します。
そのニュースは、古代コプト語(古代エジプト語)でかかれたパピルスの文書が見つかったというニュースでした。その日、たまたま有給をとって会社を休んでいたので、朝から自宅でいつものようにメールを立ち上げました。パートナーからメールが入っていたので開けると「こんなニュースが出てるよ!」とニュースのリンクが張ってありました。
リンクを開けてみると、”歴史を覆す大発見、「ユダの福音書」”が発見されたとの大見出しと、パピルスを復元した写真が載っていました。
(ニュース http://www.nikkeibp.co.jp/news/life06q2/501112/)
人の歴史は2000年以上もユダというスケープゴートを支持してきています。私は伝統的なクリスチャンではありませんし、どのような信仰や習慣にも(神棚も仏壇もお盆もなく・・・)触れずに育ちました。が、それでもスピリチュアリティの探究のなかで、この裏切り者としてのユダ像は真実と異なるという確信を持っていました。
アリゾナにてコロラド川を望む
ともかく、その日のニュースで、古代コプト語で書かれた(もちろん文字の意味は分かりませんが)そのパピルスの文書を眺めていました。すると、自分でも驚くほどとつぜん、お腹の底から嗚咽が込み上げ、いったい誰が泣いているのだろうと思うほど、オイオイと男泣き(?)してしまいました。2000年にわたる誤解の歴史や場面が、眼前をさーっと流れていきました。
お腹の底からきたエネルギーが頭に一気に登って大きく解放されていき、全身と周りに嵐がきたように、ぐわんぐわんとエネルギーが回転し、頭の周りが揺さぶられました。その大嵐のようなエネルギーがすぅーと静かになってふと気が付くと、マスターがそこに立っていて「ペンを取りなさい」と言いました。
驚いて、慌てて立ち上がってペンとノートを取りに行き、戻ってくると、頭の中に声が聞こえました。
「私は今も昔もあなたがたのもとを一度も離れたことはない」
この一言を書き終えたのを一瞬待つようなタイミングで続きが語られるので、言葉の意味をよく見る暇もなく、ただ続きを書きとりました。
「責め合うのではなく、許しあいなさい。
いがみあうのではなく、愛し合うのです。
彼らに伝えなさい―
愛から行動しなさい。
いつなんどきも検証しなさい。
あなたの行動が愛から出たものか、エゴから出たものか。
いつでも過ちを認め、許し、そして進みなさい。
あなたが愛されなかったことは無い。あなたがたが顔をそむけていただけ。
我々はいつもここに、あなたがた皆を支えるためにいるのだから」
書きとめたそのメッセージを何度も読み返しながら、さらにまた、涙がこみあげました。 どんなに謙虚な気持ちに、心強く感じたことか・・。言葉の内容にとどまらず、圧倒的な愛が波のように押し寄せる感覚にしばらくの間涙がとまりませんでした。この記事を書いているのは2008年11月ですが、このメッセージを読むといつでもこのときの体験を鮮やかに思い出し、ハートからじわーっとエネルギーがわきあがって涙目になってしまうくらいです。
<Uploaded: 2008.11.22 『宇宙の秩序を体験から学ぶ(2008.8)』 REMI>
◆◆◆ パート2、後日談掲載予定 ◆◆◆
※いま記事を書きながら”もしや”と思い、ウィキペディアで2006年4月16日を調べてみました。すると、毎年異なるキリストの復活祭の日ですが、2006年は4月16日でした。偶然はなく、あらゆるものごとがメッセージを秘めているようです。