fbpx

コラム

VOL. 04 宇宙の秩序を体験から学ぶ

Vol.4 宇宙の秩序を体験から学ぶ
Inspirational Messeges from the Oneness

ワンネスからの贈りもの ~ インスピレーショナル・メッセージ~

ワンネスからの贈りもの ~ インスピレーショナル・メッセージ~

 

生命は宇宙の秩序と生命エネルギーによって存在しています。木は、葉脈一本一本に至るまで、生命を成り立たせているエネルギー(光や水)を求め、それらを循環させることで生命を維持しています。人間もまた、スピリットが肉体に宿り、生命エネルギーを循環させることで生命体をすみずみまで機能させています。


命は生来的にポジティブな流れを持つもの

生命は生来的に生命を成り立たせているエネルギー<光・滋養>を求めるものです。たとえば木々も生命体としての固有の秩序、システム-光を求め、水を吸い上げ、光合成し、成長する-を持っています。木や草を真上から見てみると、なるべく重ならずに全ての葉が光を受け取れるよう枝葉を伸ばしています。また、地下では根があらゆる方向へ伸びて、地中の水を吸い上げています。一枚一枚の葉が木の生命体としての最適な成長システムに沿って機能し、出来る限り精一杯、その生命を表現していることが分かります。

 

草や葉が「自分は光合成しても何の得もないから、しおれよう」などと、自らの生命に対して否定的な行動をとるところは想像しにくいもの。生きるものはその生命を成り立たせている根源的エネルギーを求め、生命を輝かせます。それがポジティビティ(前向きさ)であり、命の大前提であり、宇宙の秩序です。人間も同じです。あらゆるスピリットは、秩序(や法則)に沿って生命エネルギーを活用して人生を生きることで、宇宙の大秩序を学んでいると言えるでしょう。

 

秩序が生命エネルギーの建設的な使い方を教えてくれている

エネルギーの使い方や表現の仕方が偏っていたり、否定的な感情やマインドが癖になっていると、本来スムーズに流れてゆけるはずのエネルギーがどこかで滞ります。そうすると体調を崩したり、病気になったり、ケガをすることもあります。健康や幸せであると感じられなくなることもあります。

 

そんなときは、あなたの内なる秩序であるスピリット、そしてスピリットのよき伴侶である肉体が、「あなたはいま不調和なやり方をしていますよ、本来の生命の流れに沿った行動、体の使い方、調和的な心や考え方の在り方に戻っていけば、もっとハッピーに過ごせますよ」と教えてくれているのです。ですから病気や不調、ケガやあなたの不調和な部分は、「どのようにしたらより調和的に、幸せに生きていけるか」という方向性を教えてくれている標識のようなもの。家庭や職場での人間関係も、同じように、私たちが学ぶ必要のあるレッスンを教えてくれています。

 

実践して、自由になる魔法を身につける

ある朝、あなたが普段敬遠していた人に、機嫌よく微笑み声をかけるとします。声をかけられた人は、いつもと違うあなたの様子に驚いたり挨拶を返してくれるかもしれません。そしてその人が、家庭や職場でいつもより機嫌よく過ごしたり、なんとなく気分が晴れ晴れとした朝について話すかもしれません。その人の楽しそうな姿に触れたり、話を聞いた人たちも、いつもより機嫌がよくなって明るい雰囲気になるでしょう。

 

翌朝(あるいは数週間ほど経って)、あなたがいつものその人に会ったときには、以前よりもずっと気持ちよく明るく過ごすことができることに気づき、状況を変える最も最適な方法は「自分が変わること」であると実感するでしょう。そうしてあなた自身が身近な魔法や奇跡を創り出し始めたのです。

 

誰かを変えようとするより、自分の頭や心や行動を変えるほうが、はるかに簡単です。誰かを変えようとするということは、「私は変わる必要はないが、あの人が変わってくれればよい」と自分のことを棚にあげて、相手のせいにしたり、相手を責めることにつながります。あなたが変われば、周りも変わります。誰かが魔法をかけてくれて、相手や状況や環境が変わってくれるのをただ待つよりも、自分自身を自由にする魔法を身につけましょう。そのほうがはるかに気持ちよく、省エネになり、幸せが現実化してゆくようになります。あなたが自分自身にすることは、他の人々にすることだからです。

 

カルマの法則(=宇宙の秩序の表現)を学びましょう

惑星レベルでも自然界でも個人のレベルでも同じ法則が適用されています。宇宙の大秩序を垣間見せてくれる法則には、よく知られているもので、播いた種を刈り取るという「因果の法則」や、魂は同じ波長をもつもの、成長のために反対の波長をもつものを引き付けるという「波長の法則」などがあり、これらの法則は「カルマの法則」と呼ばれます。後ろ向きになれば後ろ向きな結果を見ることになり前向きになればそれだけ進んだ景色を見ることになるということです。

 

こうして、ひとりひとりのスピリットが、ひとつひとつの選択の結果に完全な責任を持っていること、ある思考、態度、行動が、どんな現象につながるのか(「自己責任の法則」)、ひとつひとつのものごとの流れを観察しながら、宇宙の大秩序を身近に学んでいるのだと言えるでしょう。』

 

航海の仕方を学ぶ

そのようにしてスピリットは、自由意思と創造性を発揮して、人間としてのあらゆる経験を通して宇宙の秩序を人生体験から学び、成長しています。宇宙の秩序に調和した生命(肉体・感情・精神・霊性)のありかた=スピリットのありかた、ワンネスのありかたを、地上で肉体に宿って学んでいるのです。例えるなら、地球市民として、宇宙という大きなフィールドにおける宇宙高速道路の運転または航海の仕方を学んでいるようなものです。

 

スピリチュアルな進化と、人生の変化

より生命の流れや秩序に沿った生き方をしていくと、そうでないときは巻き込みやすかったエネルギーやトラブルもからまりにくくなるでしょう。また、標識の読み方を知っていれば、行きたいところにスムーズに行ったり、サインに応じてタイミングを見計らって進むことができますし、より葛藤や迷いが少なく進めるというもの。常に経験から学び、変化に対する柔軟性を養っていれば、新しい環境にスムーズに慣れていくことができます。それは毎日の生活でも、スピリットの意識でも、より大きなスケールでの進化についても言えることです。

 

人類が成熟した在り方へ向かう、魂の旅

スピリチュアリティ(霊性)は、特別な人だけのものでもなければ、特定の方法によらねば達成できないものでもなく、特別の場所にのみ属するようなものではないのです。日々まいにちの人生のなかで、学んだスピリチュアリティを実践してゆくことそのものが霊的奉仕と言えます。スピリチュアリティ(霊性)は、日常からかけ離れることなく、ひとりひとりのスピリットのなかで実践・体験され、積み重ねられてゆくもの。このことをお互いが理解し、実践していくと、いずれ成熟したスピリットとしての存在の仕方がごく当たり前のものとなるでしょう。

 

霊性とは人類に共通の、普遍的な在り方なのです』

<Uploaded:  『宇宙の秩序を体験から学ぶ(2008.8)』 REMI>

 

 

2009年の流れについて、次のコラムでお伝えします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事