幼い頃から霊的な体験は日常に度々あり、スピリチュアルな事柄や物事の捉え方は当たり前の世界観でした。
その後、原因不明の体調不良と霊的な干渉から自分自身を律する為に行なった日々の丹田呼吸や水行の体験が、スピリチュアルな思考の土台と自身の軸になりました。
17歳の時、父が難病と重い鬱病を患い、自宅での完全介護がスタート。
社会人となり、OLをしながら魂にアプローチする歌手になりたい。そして父母を支えるための経済力の土台をつけていきたいと努力していた矢先、パニック障害が発症しました。
パニック障害から様々な不調が広がり、当たり前だった日常生活が送れなくなり、初めて自殺願望を抱きました。
自殺願望者が身近におり、「そんな悲しいこと言わないで、世界はとても素晴らしいから!私があなたの中の元気を引き出すから!」という思いが、魂にアプローチする歌手を目指した動機の一つであった私にとって、それがとても恐ろしく情けなく、自身の存在価値を考えました。全く自分を信じられなくなりました。
ですが、この経験がまさに”魂にアプローチ”をする為に必要な体験でした。
この自身の病気を通して、人の存在の尊さ、存在するだけで素晴らしいという事、人は一人では生きていないという事、心からの感謝を知ったのです。
病気を直す為に、心、精神、肉体、健康を学び、また、医療、政治、経済まで視点が広がって、新たな視点を持って今いる自分の世界を知っていきました。
その中で、気づかない内に自身の”本音”を「ないもの」としてきた事が病気の大きな原因だったと理解できました。また、病気がギフトだったと気付けた時、霊的な作用が病気に大きく関わっていたという体験を得て、さらなる霊的な学びを深めるきっかけをいただきました。
自分自身を深く理解することは、自分自身を愛し、また同時に共にこの世界を生きる人々の愛おしさも増す、宇宙の愛を知る事だとワンネスの学びを通してとても実感しています。私たちはなんてパワフルな存在なのだろうと。
宇宙の細胞である私たち一人一人が、ご自身を知り、本質を理解し、自身を愛して本来の力を発揮できるようサポートいたします。
代表 叶礼美よりメッセージ
まりさんは、幼い頃から霊的な感受性からくるさまざまな体験を重ねてこられるなかで、周囲からは理解されにくかったその感覚を、いま学びとともに統合し、「魂の響き」へと変換することで表現する、という道を歩まれていらっしゃいます。この霊的な感受性というのは、ギフト(才能・贈り物)なのですが、それをうまく乗りこなすのに相当の訓練を必要とします。周りからは理解されにくいのが普通で、しばしば誤解されやすいものです。特に年若いころは、その敏感さが心身の調子に直接影響を与えること、心身が発達途上であるため、とても「ギフト」ー才能・贈りものの意味ーとは思えません。むしろ、自分自身を持て余し、取り扱いに苦慮する度合が強ければ「わざわい、呪い」とすら思えるものです。ですが、霊的な感受性や能力を影響としてではなく、自身の力としてのりこなすべく、奮闘を経て、取り扱い方、活かし方を学びとれたとき、安定的に、自由自在に乗りこなせるようになったとき。それは本当の「ギフトー才能・贈りものー」になるのです。まりさんは、そのハートフル・ソウルフルで優しい魂の声を響かせて、その揺らぎのなかにいる方に、「揺らいでもいい、それが自然な姿、それでいいんだよ」と語り掛けてくれているようにわたしには思われます。自分の本質を大切にするよう教え、癒しの時間を導いてくれるでしょう。