心をひらいて、ワンネスがいま何を伝えようとしているのかに耳を傾ければ、人生は驚き、新たな発見、感動、経験という、ほんとうに数えきれないほどたくさんの贈り物に満ちていることに気づきます。
スピリチュアリティは、特別な人や特殊な人たちのものではありません。スピリットが肉体をもって生きているのが人間ですから、誰もがスピリチュアルな存在です。誰もが内に輝くスピリット、今生の目的、目的を達成するための資質や個性を携えて生まれてきます。心を開けばすべての存在、すべての経験の内に美しさやレッスンを見いだすことができます。家事をしていようと仕事をしていようと通勤中だろうと山の上にいようと、あなたはスピリットで、あらゆる経験から学び、ワンネスに無条件に愛され、ワンネスとともにある存在です。
豪華で明るいシャンデリアを手に入れることで、幸せになれると信じている男がいました。でも、それは見つけることができなかったり、これだと思えるものを見つけることができませんでした。ついに海を越え山を越え、探すことに疲れた男は、ふと足をとめてあたりを見回しました。すると太陽のように明るく輝くランプを手にした人々が楽しそうに微笑みながら、歩いてくるのが見えました。男は「もしもし、どうしてそんなに楽しそうなんですか？その明るいランプはどこで手に入るんでしょう？」と尋ねます。歩いている人は微笑みながら「ほら、あなたのなかにもありますよ。」と教えました。
幸せのランプは自分の中にあり、そのランプはひとりひとりの心や人生の道を内側から明るく照らし、暖かさやエネルギーを与え、しかもひとにも分けることができることに気づきます。新しい発見に心強さを感じて、男が幸せな気持ちで歩いていると、今度は幸せになれる明かりを探している女性に出会いました。かつてシャンデリアを探していた男は、微笑んで、そのありかを女性に教えてあげました。歩き進みながら、やがて時がたち、振り返ると、次々と灯された明かりが集まって、ひとつの大きな光の波のようになって輝いているのが見えました。右にも左にも、前にも後にも、たくさんの笑顔、笑い声、励ましと、明かりが満ちていることに気づきます。それはかつて探し求めていたよりも、もっともっと美しく、明るく、暖かくて壮大な、胸を打つ光景でした・・・
ひとりひとりが内側に輝く明かりを見出して憩うとき、競争も比較も葛藤も必要なくなります。
私たちひとりひとりが、アプローチや旅路が異なることはあっても、気づきや魂の目覚めの体験を積み重ね、学びや喜びを分かち合いながら進んでいるということが、本当に素晴らしいことと感じています。心からの分かち合いが、励ましや心の灯火となって、歩む人の道を少しでも明るく照らす助けとなりますように。*＾－＾*・・・ 合掌。
ワンネス インスティテュート
REMI