ワンネスインスティテュートとの出逢いが、感情を癒し変容させ、意識と現実を換えさせてくれました。魂の目的や使命の視点で捉えると、「どんな経験にも意味があり、すべてが最善である」と実感でき、魂の成長のために導かれた出逢いだと感じました。
多くの学びの中でも、加害者に対するネガティブな感情を手放すことは、私にとっては息子の死を受け入れる以上に難しいことでしたが、高次の存在との繋がりが変容をもたらしてくれました。
そして、これまでに出逢ったすべての人たちが、最善のタイミングで、お互いに与えあい、学びあっていたのだと気づいたのです。それが終わりではなく、新たな出逢いの始まりであることも。
私たちと同様に、ご自分ではどうにもならない状況下で苦しんでいる方の感情を癒し、豊かさを感じるサポートをしたいと思っています。お一人おひとりがご自身の持っている力を取り戻し、「豊かな自己を生きる」一助となることができれば幸いです。
代表 叶礼美よりメッセージ
ある日突然、愛する家族を失うという悲劇に向き合ってこられた由美子さん。由美子さんとご家族がこれまでに経てこられた道のりについて初めて伺ったとき、そしてこれまでの由美子さんの変遷を想うとき。人が人生で体験しうる極限を体験されてきたのだ、魂がはげしくゆさぶられる体験を生き抜いてこられたのだ、ということを深々と感じます。誰もがこのような状況になったなら、深い谷底に突き落とされるような感覚、深い悲しみと絶望に沈み、憎しみや、痛みのなかにのたうち回ることになるはずです。きっと、由美子さんやご家族もその煉獄の谷底から、生還したかのような体験であったと思うのです。
加害者と被害者。とても大きな試練を経て、由美子さんが講座の体験で見出したもの…。簡単に語れることではないということ、どんなに言葉を尽くしても十分ではないだろうことも承知のうえで書かせていただくとするなら、由美子さんとご家族がこの悲劇の沼の中で、息子さんへの深い愛、家族の想い、深い絆、失われたことへの悲しみ、怒り、憎しみ、後悔・・・そこから立ち上がり、周りの人々への働きかけ、啓蒙の道のりへ。さらに奥にある真実の豊かさ、偉大さ、崇高さ、に触れるという体験。ひとつひとつのプロセスが、いま天国におられる息子さんとも共に、深遠な学びを通り抜けることによって至る霊的進化の道のりそのものなのだと感じます。
これまで多くの方が、由美子さんの働きかけ、命のお話に心動かされてこられました。これからさらに、人生の意味、試練の意味、命の価値、魂の真実ー学びと変容を経て至った、由美子さんの言葉をぜひ聞いていただきたいと思います。力を取り戻し、人生を取り戻し、豊かさを感じる人生へ向かって―。